教会用語解説シリーズ(45)「偶像礼拝」

「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。どんな形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。仕えてはならない。」(出エジプト二〇4、5)
 この世界には数え切れないほど数多くの神々が存在するように見えても、実は人間を造られた唯一まこと真の神と、人間が造り出した多種多様な神々すなわち偶像の二種類しかありません。聖書は、人間が想像して造り出した神々、自然界(太陽や月、海や山などあらゆる存在や事象)を神としたり、自分に見えて触れて安心できる神々を刻んだり鋳造したり描いたりして、それらを礼拝することを「偶像礼拝」と呼び警戒を促します。
 しかし偶像とは、実はより身近で日常的な存在であることがしばしばです。真の神以上に大切なものと位置づけられるすべてのものが偶像なのです。例えば、お金や名誉、趣味や娯楽など、大切な物・良い物であっても、神よりも優先されることがあるなら偶像となり得ます。何よりも自分自身の考えを神の御心より大切にしてしまうなら、自分自身がその人の偶像です。
 偶像礼拝は「霊的な姦淫の罪」であると聖書は教えます。神と人の関係は、相互の愛と信頼に基づく誓約によって結ばれた結婚関係に例えることができるからです。「教会はキリストの花嫁」とも表現されます。私たちの最優先人物、最優先事項が、絶えず真の神・主イエスでありますように。



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