教会用語解説シリーズ(2)「ミレニアム」

 昨年から今年にかけてよく耳にする言葉です。「一千年間」「千年紀」というように訳されたりしますが、元は、ラテン語のmille「千」とannus「年」からできた用語です。特に教会にとっては、黙示20章の聖言から、@サタンが神の御力によっ て縛られて、底知れぬ所 に投げ込まれ、力を失う 千年間であると同時に、
A主を証ししたために殉教 した人々と義人として死 んだ人々が復活し、キリ ストと共に地上を治める 千年間・・・を意味します。 この千年期(キリストの統治する千年王国)こそ、人間にとって理想的な社会となり、真の正義・秩序・自由・平和が実現し、栄光が全地に満ちる時代と考えられます。この千年期が終わるとサタンは一時的に解放されます。しかし、やがて死と悪の力が最終的・完全に滅ぼされる神の勝利へと導かれて行くのです。
 この千年期の理解に関しては幾つかの異なった立場がありますが、私たちはそれが単なる比喩や象徴ではなく、キリストが再臨された後、天地がすべて過ぎ去って新しくされる前の過渡的段階で、歴史的・現実的なキリストの王国が、この地上に確立されることを信じる立場に立っています。
信仰者にとってのミレニアムは、希望と祝福のお約束です。キリストと共なる復活に与って、その王国の恵みに浴する者となれますよう、この終わりの時代を清く歩み抜きたいものです。



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