教会用語解説シリーズ(13)「啓示」

キリスト教は啓示の宗教です。啓示とは、「神がご自分から進んでご自身の存在やご性質、み思いを示そう、表そうとなさること」、を意味しています。私たちが神を知ることができるのは、神の側が主導権を取って働いて下さるからです。この啓示には大きく分けて二つあります。
一、一般啓示
 自然界や歴史、また人間の性質を通して知られる神についての知識です。大自然の力、美、調和の中に、人は神の栄光を感じ取ります。歴史の背後に、私たちは不思議な神の支配・導き・摂理を見ることができます。人間の持つ良心は「神を意識する自己」と言われ、知・情・意の各要素を兼ね備えた人格的存在として、創り主なる神との交わりを絶えず求めています。(使徒一七章のアテネでのパウロの説教をお読み下さい。)
二、特殊啓示
 神が人間を救うために備えられた二つの特別な啓示の手段、それが聖書と御子イエス・キリストです。聖書は、聖霊なる神によって導かれた人々が書き記したもので、私たちはこのみことばによって救い(神との交わりの回復)に至る道を知るのです。人となられた神の御子は、「わたしを見た者は、父を見たのである。」(ヨハネ14・9)と語られました。主イエスの愛とあわれみに触れるとき、私たちは真の神を知るのです。
啓示の神は、当然、人の応答を期待しておられます。どのように応答されますか。



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