教会用語解説シリーズ(38)「(祭)壇を築く」

 祭壇は宗教的な儀式が行われ、献げ物がささげられる建物や場所のことです。 聖書の中で神のために最初に祭壇を築いたのはノアで、大洪水を守られた感謝のいけにえをささげました。また、信仰の父アブラハムは神に従って約束の地カナンに入ると、自分に現れて祝福を約束して下さった神に祭壇を築き、主の御名によって祈っています。聖書にはたくさんの祭壇が築かれた記録があり、信仰と献身の姿勢を表しています。 しかし、新約聖書・ヘブル十三・10を見ると、すべてのクリスチャンには霊的な意味を持つ「一つの祭壇」が備えられていて、それはキリストがご自身を「世の罪を取り除く神の小羊」としてささげられた十字架を表しています。十字架が立てられたカルバリの丘は、旧約時代にアブラハムやダビデが祭壇を築いた地と言われますが、私たちの信じる心に築かれる祭壇(十字架)の前に立ち、それを自分のためのものと信じて感謝し、主にすべてを献げるお互いでありたいものです。
 現代における実際的な(祭)壇とは、毎日の神との交わりの時(ディボーション)と言えます。家でも職場でもどこでも、主を意識して祈りを捧げる時、それは壇を築いていることになります。毎週の礼拝の場(教会)も祭壇と言えます。私たちは礼拝で一週間のために壇を築いているのです。聖会等の特別な恵みの機会も信仰の壇を築くのに良い時です。
 築壇の生涯を送りましょう。



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