教会用語解説シリーズ(15)「祝祷」

 礼拝の一番締めくくりに祈られる祈りが「祝祷」であり、神の無尽蔵の祝福をひたすら願い求める、短くはあっても重要な祈りです。週に一度、皆で教会堂に集まり、共に主を見上げる幸いな礼拝を終えて、主から委ねられたこの世における各自の持ち場・立場に、キリストの証人として再び遣わされて行こうとする時に、私たちにとって最も必要なのは、神ご自身による祝福です。毎回の礼拝は、祝福の祈りをかみしめながら派遣されることによって、発展的に閉じられるわけです。
 祝祷は、通常その教会の責任ある立場の牧師、或いは最長老の牧師が、起立した会衆に向き合う形で手を差し伸べ、厳かにほぼ定型の表現の祈りを捧げます。
 「願わくは、我らの主イ エス・キリストの恵み、 父なる神の愛、聖霊の親 しき御交わり、会衆一同 と共に、今も、後も、代 々限りなくあらん事を。」 一般的には、このUコリント一三・13に基づく祈りの言葉が、しかも文語的表現で用いられることが多いのですが、他に旧約・民数記六・24〜26に記されているアロンの祝祷などもしばしば用いられます。
 『主があなたを祝福し、 あなたを守られますように。 主が御顔をあなたに照ら し、あなたを恵まれます ように。主が御顔をあな たに向け、あなたに平安 を与えられますように。』
祝祷の最後の「アーメン」は、信仰と希望をもって、大きく声を合わせましょう。



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