神学院案内

神学院写真
 
授業風景 聖宣神学院は、 インマヌエル教会で奉仕をする牧師や宣教師を養成するために、1949年5月17日に創設された教団立の神学校です。初めは、東京丸の内のビルの一室を借りてスタートしましたが、 翌1950年に埼玉県北浦和に土地建物を取得して移転しました。 その後、1968年1月に現在の横浜市緑区のキャンパスに移転しました。 移転した頃のキャンパス周辺は、 人家もまばらな山の中という景観でしたが、 現在はすぐ隣に横浜商科大学の緑校舎が建てられたり、 400世帯ほどが入居している市営住宅が完成したりと、 以前には想像もつかなかったほど開けてきています。
 神学院は4年制(学課3年、実践1年)であり、 基本的には全寮制です。 神と教会(人々)に仕える牧師を養成する機関であり、 英語名に現されているように、 Bible=聖書の正しい知識を貯えること、 Training=信仰経験の吟味確立と共に生活と実践の訓練、 また伝道奉仕における実際的な訓練、 College=学的教養を身につけること、 などを目指しています。
 神学院の学課には、 聖書自体に関するもの (旧約概論、新約概論、聖書と学び方、聖書地歴、旧新約各書の学び)、 神学・教理に関するもの (神学概論、教理、完全論、キリスト教倫理)、 歴史に関するもの(世界と日本の教会史、メソジスト史)、 実践に関するもの(説教学原理と実践、牧会神学、伝道論、キリスト教教育)、 またその他にも、宣教論やメソジズム、英語、聖書原語(ギリシャ語)、 コワイヤ、などといったクラスがあります。
 創設以来52年の歴史を刻んできた聖宣神学院ですが、 これまでに400名を越える牧師、宣教師が卒業し、 今も日本国内のみならず世界各地で、多方面に活躍しています。 現在は、第50期生から第53期生が学んでいます。