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今年の秋から冬にかけて、イギリスの文豪チャールズ・ディケンズ作(1843年)
、もう160年以上も世界中に感動をもたらしてきた名作「クリスマス・キャロル」
が、今度はディズニー映画でよみがえり、話題になりましたね。ご覧になった方
々もいらっしゃることでしょう。なぜ今、この古典的作品、すでに何十回も映像
化され使い古されたような題材をあえて取り上げたのか? その問いに対して、
著名な監督のロバート・ゼメキス氏は、「人間は生きていれば、悔い改めて再生
できるセカンドチャンスを与えられる。この普遍的なテーマは、世界的経済不況
の中にいる現代の私たちの心にも響くものがあると思う」と語っています。主人
公のスクルージは、カネ以外のものはすべて「くだらない!」と決めつけて周囲
に心を閉ざし、愛のない孤独な日々を送っていましたが、彼のもとに過去・現在
・未来のクリスマスの精霊が現れて、彼に自分の本当の姿を見せ、その心と生き
方を変えることができるように導きます。彼は本当のクリスマスを喜び祝うよう
になったのです。
この作品の背景には、言うまでもなく古くて新しい永遠のベストセラー・聖書
があり、その中心にあるテーマは「互いに愛し合うこと」です。クリスマスはイ
エス・キリストの誕生を祝う時ですが、その教えと生き方は「受けるよりも与え
る方が幸いです」というものでした。そこからすべてが始まっています。今年こ
そ?、あるいは今年も?、クリスマスの原点、本当の幸せの原点を発見・確認す
るために、来る12月23日(水・祝日)、「クリスマスの夕べ〜キャンドル・サービ
ス」にお出かけ下さい。心からお待ちしています。
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インマヌエル聖宣神学院キリスト教会
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